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結婚式の当日までの手はず
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しっかり準備をして結婚式に臨む
結婚式の日も近づいてまいりました。「結婚の準備」の「挙式までの予定表」で、お式までの段どりについて日程表を掲げておきましたが、予定のように、準備は進まれたでしょうか。ここでは、もう一度その準備に手落ちはないか、本人はもちろん、両親、、家人の一適間くらい前からの心構えさ手はずを、再認識の意味で申し上げてみましょう。新郎新婦は、次の「新郎新婦のために」の項もあわせてご参照ください。
式当日までの手はず
印刷物はそろいましたか
最近は式次第や、披露または新郎新婦に関するいろいろなアイデアの印刷物をお客様にさしあげて、あらかじめ、その内容をお知らせすることが多くなっています。もちろん、なくてもよいことですが、若い人なりの夢をもって、なかなか楽しいくふうがあります。
(「披露宴」310ページ参照)印刷物ですから、じゅうぶんの余裕をもって頼んでおいても、おくれがち。そのうえ校正を印刷所にまかせたため、大事なじ司会者の姓名がまちがって、困ったという例も聞きますから、じゅうぶん念を入れましょう。
式次第をあらかじめ心得る
神前結婚の場合は、当日式場係の人が詳しく玉ぐしの奉奠、お杯のことなどを順を追うて説明し、なお介添え人が進行をさしずしてくれますから、そのとおり動けばよろしいのですが、「式場申込みのときに、控室や式場を見学しておいたので、当日ずっと気がらくでした」と経験者は語っています。
キリスト教の結婚式の場合は、ブライドメイド、音楽、花などの相談はじゅうぶん前もって打ち合わせます。できれば音楽に合わせて歩く練習をしておくとよいでしょう。式前30分ぐらいに練習するところもあります。
外国では予行演習をしたり、おかあさまといっしょに進行を見学したりするそうです。
式のときのオルガン奏者は、じょうずな方とか知人を頼むというよりも式場の音楽にの慣れた方を選ぶほうが無難です。新郎新婦入場のときはゆっくりと進むメロディー、退場のときは軽やかな行進曲。これを記念の式だからと、親友に頼んだところ、音楽を始めと終りをまちがえて奏してしまい、歩調が合わないで困ったなどという実例もあります。
招待者の名札と席次
招待者名簿を渡せば名札を書いてくれるところと、自分で書かなければならぬ場合とあります。
出欠の返信と照合して、手落ちなく書きそろえておきます。
「媒酌人」「媒酌夫人」、名前を書くときは、「石本太郎殿」、石本夫人も出席の場合は、右肩に「石本太郎殿」と少し小さく書き、中央に「令夫人」と書きます。決して「令夫人様」とは書きません。最近は「殿」の代りに「様」とすることも多くなりました。
「御媒酌人」「御媒酌人令夫人」などと、両家にとっては敬称をつけたいでしょうが、来賓からすれば、媒酌人は両家の身内関係と見てよく、敬称はかえっておかしいと、帝国ホテル宴会係の佐藤氏は言っておられます。
名札は、奉書または色紙などを、休裁よく切って使ってもよいでしょう。
受付けの名簿と係り
お客さまの多少によって、受付けの人数を定めますが、両家から一人ずつお友達にお願いするとか、両家の事情のよくわかった方に頼むとスムーズに運びます。
受付けでサインしていただく名簿竜、最近は筆で書き慣れない方もあるので、ペンも用意するとよいでしょう。
大ぜいのお客さまでは、一冊では混雑しますから、一枚ずつバラバラにし、自由にお祝いや励ましのことばを書いていただいて、あとからとじるのもよく、また扇面(奉書で一枚三〇円)は、そのまま額になって、なかなかよい記念となります。
大学ノートを使う方もあります。こうしたことは、むしろ友人に責任をまかせてやっていただくと、用事の多い両親や本人は気楽でありましょう。
席次は、両家でじゅうぶん打ち合わせて、あとで問題の起こらぬよう慎重に運びます。
(席次の定め方は、「披露宴」参照)これも、最初から刷り物として、受付けにおく場合もあります。
婚礼衣装をそろえる
新調ならば、その下着から小物まですげてそろえて、衣装箱に一まとめにして入れておきます。腰ひも一本足りなくても、美しい着付けはできません。
美容師さんのさしずどおりにそろえ、式場併設の美容室を頼むなら、前日までに届けておきます。必ず、他人とまちがえないよう衣装箱なり、に包み、大きな名札をつけておきます。
前日届けておくと、美容師が衿のとじつけや、たけ合せなど、着るばかりに用意しておいてくれます。
貸衣装の場合は、自分の好きな衣装を用意しておくとよいでしょう。母親、その他家族の服装も、貸衣装なら予約しておくと安心。
男子もたけを合わせておべとよいでしょう。
ウェディングドレスを合わせてみる
ウェディングドレスも一度合わせてみます。下着もぐあいがよいか、貸衣装の場合など特にたけやバストの調子を見ますつネックレス、手袋、ベール、くづ下、くつも一まとめにしておきます。
くつをはき慣らす
式の前日あたりに、くつを家の中で少しはき慣らしておきましょう。当日あまりきっちりと足に合った、おろしたてのハイヒールをはいたため、足が痛くなって卒倒しそうになった花嫁がありました。
緊張の連続で、しかも立ちつづけが多いのですから疲れるのは無理もありません。くつをはき慣らすーこんなささいなような注意もたいせつです。ぞうりの場合も、鼻緒を少しゆるめにして、はきよくしておきます。
家族の衣装も
式に参列する家族の式服も、各自乱れ箱なりにそれぞれそろえておいて、当日まごつかないように。花嫁ばかりに気をとられて、弟妹の準備、ことにくつ下、ネクタイ、一くつなど、特に改まる必要はなくとも、いちおう、礼装に準ずべきものとして選んでおきましよう。学生は学生らしい服のほうが、清潔で感じよいものです。「新郎新婦のために」の項参照。
花や花束について
花嫁の持つ花束は、ふつう式場で用意してくれますが、自分で好きなのを作らせるときは、時間に必ず間に合わせるよう注意することがたいせつ。使うまで風にあてぬよう、セロハンですっぽり包んでおきます。作り方のいろいろは、250ページ参照。
会堂や披露宴の席の花も、自分の好みの花を生けたいとき、生けてもらいたいときも、事前によく打ち合わせておきます。
悦子さんは、二人の好きなフリージヤとスイートピーだけの二種の花を、色を統一して披露宴の各テーブルに飾りました。この席に入ったとたん、「こんな清純で統一のとれた美しい披露宴の花を今まで見たことぱありませんでした。嫁の行き届いた優しさ、美しいセンスが胸にしみ入るようで」とおしゅうとめさまの本庄夫人のうれしそうなお話。
式場から新婚旅行へ出発の場合は
式、披露宴、新婚旅行へと、引きつづいて出かける場合が多いので、当日の朝、新婚旅行用のカバンを忘れぬこと。前日までに着替え、下着、洗面具、くつなどく「新婚旅行」参照)を全部そろえて、カバンに詰めておきます。
旅行に出かける前になって、花嫁さんが、「あッ!帽子を忘れた!」なんてこともよくありますから、ご注意を。旅行には、どうしても髪が乱れがちですから、帽子はほしいもの。切符も、もちろんお忘れなく!
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